最低賃金額以上となっているかどうかチェック!


すべての地域別最低賃金については、時間額のみの表示となっています。

実際の賃金が最低賃金以上となっているかどうかを調べるには、最低賃金の対象をなる賃金額と適用される最低賃金額を以下の方法で比較します。

@
時間給の場合

時間給≧最低賃金(時間額)

A
日給の場合

日給÷1日の所定労働時間≧最低賃金(時間額)

B
@A以外(週給、月給等)の場合

|月給115,000円  |
|年間労働日数245日|
|労働時間/日8時間 |
|最低賃金710円  |

(月給額×12ヶ月)÷(245日×8時間)=704円8銭<710円
最低賃金違反

基本給以外に各手当が支給される

|基本給90,000円  |
|職務手当25,000円 |
|通勤手当5,000円  |
|時間外手当35,000円|

|年間労働日数250日  |
|労働時間/日7時間30分|
|最低賃金695円    |

支給された賃金から、最低賃金の対象とならない賃金を除きます。

除外される賃金は、通勤手当、時間外手当です。

155,000円-(5,000円+35,000円)=115,000円

この金額を時間額に換算し、最低賃金額と比較すると、
(115,000円×12ヶ月)÷(250日×7.5時間)=735円99銭>695円
となり、最低賃金を満たしていることになります。

C @ABが混合している場合

基本給が日給制、各手当(職務手当等)が月給制のように混合している場合は、それぞれ上の式により時間額に換算し、それを合計したものと最低賃金額(時間額)と比較します。


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